お悩み回答:歌うときにたくさんエコーをかけるのが好きなBさんとのセッション

ボーカルにリバーブをかけすぎる理由と対処方法

みなさんこんにちは。ToWinFactoryの大塚です!

弊社では歌ってみたの動画撮影編集や、レコーディングのサービスを提供しています。

今回はお悩み回答シリーズとして、Bさんからのご相談にお答えしていきたいと思います。

Bさんは、カラオケでも、歌ってみたの録音でも、弾き語りの動画撮影でも、たくさんエコーをかけるのが好きな方。実際に音源も聞いたのですが、大きなプールで声を出しているような大きな残響音がついている印象でした。

Bさんは一方で、メジャーの音楽作品には、そこまで激しくエコーをかけている人は少ないことも知っています。自分はリバーブをかけすぎなのではないか?レコーディングの相談と共にご自身の音源を聴かせてくれた、という流れでした。

早速お答えした内容を皆さんにも共有させていただきます!

結論:リバーブはかけすぎ注意!な魔性のエフェクター

まず初めに、今回質問いただいたエコーは、音楽の制作用語だとリバーブと呼びます。

ここからはリバーブとして進めさせていただきますね!

結論:リバーブはかけると気持ちいいが、かけすぎると上達を止めかねない魔性の機能!

です。ここから詳しくリバーブの機能から解説していきます。

リバーブの基本役割は空間補正

リバーブは、1つ1つの音に空間感を持たせられる効果があり、音に広がりをもたらすことができます。

リバーブをかけることで、まるで1つの空間にいてバンドが演奏しているような一体感を与えることができるのです。逆に言えばリバーブをかけないと、ボーカル、ギター、ドラム、ピアノなどの楽器一つ一つがバラバラに鳴ってしまいます。

このように、リバーブは基本的にはお互いの音と音をくっつける接着剤のような効果をあたえることが大きな目的となります。

ここで最初の相談内容に戻りますね。歌にリバーブをかけすぎてしまう。すると、どうなるでしょうか?

ボーカルにリバーブを強くかけた時のメリット・デメリット

ボーカルにリバーブを強くかけると・・・・

デメリット

・歌っている歌詞が聞こえにくくなる

・強弱のニュアンスが伝わりづらくなる

・歌っている本人が、自分の声があまり聞き取れない

・自分の歌の個性に気づけない可能性がある

・結論、歌の上達を早めることはないと考える

メリット

・カラオケで楽しみたいなどの理由ならいくらでもかけて良いと考える

・歌う音楽によっては深いリバーブの方がハマることもある

できる限り正直に買いてみたのですが、やはりデメリットの方が多いですね。

歌が上手くなるために必要な工程は?

歌の上達をしていくためには、歌を録音することを通して、以下のような発見をしていくことが大切です。

・自分の歌を何回も聴き、声質を把握

・リズムやピッチのずれを把握

・滑舌や発音の良し悪しを知る

・音程がずれていないかを確認

・良いクセや個性的なところを見つける

これらは自分と向き合う苦しい作業なので、基本はしんどいです!笑

ですが、苦しいのは最初だけです。しっかり自分がすべきことを把握して練習をすれば、着実に自分の歌が良くなっていきます。

リバーブは自分の歌をよく聴かせられる範囲で使って、かけすぎないように注意しましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか!エコー・リバーブはとても便利な機能ではありますが、かけすぎには注意しましょうね。ただ前述した通り、カラオケで楽しむなどの目的でしたらいくらでもかけてOKです。ただかけすぎるとハウリングする恐れもあるのでほどほどに!笑

またお悩みに答えたらみなさんにも共有させていただきます!以上!ToWinFactoryの大塚でした!

Author

NoriyukiOtsuka

ToWinFactoryを運営する株式会社オンの代表取締役。
音楽教室ABCミュージックスクールの運営、音楽制作事業 on++、レコーディングスタジオ運営などを行う傍ら、音楽家・動画クリエイターとして活動している。
ToWinFactoryでの活動を通して皆さんとお会いできることを楽しみにしております!

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