【歌ってみた】カラオケボックスでボーカルレコーディングってできる?

歌える環境がないボーカリストの皆さんへ

みなさんこんにちは。ToWinFactoryの大塚です!

弊社では歌ってみたの動画撮影編集や、レコーディングのサービスを提供しています。

今回もお悩み回答シリーズ!iさんからのご相談にお答えしていきたいと思います。


質問内容:

「自宅が木造マンションのため大きい声が出しづらく、近くに音楽スタジオがありません。

このような理由でレコーディングができない場合はカラオケボックスで録音するのもアリでしょうか?」


回答:

「アリだと思います!いくつか注意点がありますのでそれも併せて確認してみてください!」

それではいってみましょう!

電源の確保ができるか

カラオケボックスは店舗によっては電源の差し込み口が少なく、パソコンの電源などを入れられない場所があります。

ボーカルレコーディングを行う場合は、カラオケボックスの設備は使用せず、自前のパソコンとオーディオインターフェースを使用して録音することになりますので、

電源があり、使用してもいいお店を探しましょう!

環境音を止められるか

僕がよくいくお店は某ボーリング場の中にあるカラオケボックスなのですが、あのお店はエンタメ性が抜群なので、デフォルトでテレビから映像が流れています。もちろん音楽もセットですね!

歌い始めると音楽が止まる仕組みになっているので、あの店舗ではボーカルレコーディングは難しいかなと思います!

防音レベルは良いか

隣の部屋で盛り上がっている人がいたら完全なる無音空間を作るのは難しいと思います。が、許容できる程度の防音設備になっていれば、ボーカルレコーディングも可能だと思います!

おそらく完全に遮音しないことで、お店が盛り上があっている感を演出することもできますので、あえて防音レベルをそこそこに設計していると思うのですよね。ある程度音が漏れてくることを許容できるかが鍵ですね!

いったんここまでをまとめると、ボーカルレコーディングにはカラオケボックスは最適かというと、そんなことはありません。どちらかというと、向いていないかもしれません。

ですがお住まい環境によっては質問者のiさんのようにレンタルスタジオが無いことも予想できますので、「敢えてカラオケボックスを使ってレコーディングする」ことを想定してみましょう。

もしも!カラオケボックスでレコーディングするなら?

ダイナミックマイクを使う

これまで何度かご紹介してきた機材ですね。ダイナミックマイクは構造上、周りの音を拾いにくいのでバンドのような色々な音が鳴っている状態での演奏に向いています。

レコーディングでも同じことが言えますので、カラオケボックスで録音するような環境の場合はダイナミックマイクがおすすめです。

ちなみに個人的にはshureのSM-7Bは超おすすめです。

自宅で録音する時、どのマイクを使ってもエアコンノイズや他の家の環境音が入ってしまって参っていたのですが、

このマイクを導入したら自分の声しか入らず、環境音は一切カット。あまりの品質に感動しました!

すこし価格が高いですが、一生もののマイクになりますので自信を持ってお勧めします!

可能な限り遮音できるよう工夫する

リフレクションフィルターは用意しておいた方が安全ですね!

周りの音を程度に遮音しつつ、自分の声が拾えるようになる機材なので、カラオケボックスで録音するような場合には必須と言えそうです。

持ち運びしやすいタイプを選びましたのでこちらも参考にしてみてください。

*上のSM7Bのマイクを使う場合は、遮音性が高いので使わなくて良さそうです

その他の遮音手段としては、冒頭でご紹介した環境音をできるかぎり止められるように配慮したり、店員さんに相談して他にもできることがないかを検証するのも良い手段だと思います。

マイクスタンドも必須

カラオケボックスのほとんどが、手持ちマイクで歌うことを想定しています。お店によってはマイクスタンドの貸し出しがある場所もありますが、まだまだ少数派な印象です。

レンタルがないお店で録音する場合、マイクスタンドを持っていきましょう!

その他あると良い機材たち

こちらは別記事でも紹介しているので詳細な説明は省きますが、マイクとインターフェースをつなぐキャノンケーブル、もちろんインターフェース本体が必要です。

キャノンケーブル

オーディオインターフェース

電源タップ

壁についている電源だと、手持ちの機材と上手く接続ができないケースが想定できます。

1つ電源タップを持っておくと、何かと便利かもしれません。個人的におすすめの製品を一つご紹介しておきます!

まとめ

実際にカラオケで録音する想定をすると必要なものがたくさん出てきますね!

カラオケで適度に練習したい程度でしたら、スマホのレコーダー機能で充分ですが、作品にしたい、動画にしたいなどの目的の場合、録音品質がとても重要です。

今回の記事を役に立てていただけたら幸いです。
それではまた次回!ToWinFactoryの大塚でした!

Author

NoriyukiOtsuka

ToWinFactoryを運営する株式会社オンの代表取締役。
音楽教室ABCミュージックスクールの運営、音楽制作事業 on++、レコーディングスタジオ運営などを行う傍ら、音楽家・動画クリエイターとして活動している。
ToWinFactoryでの活動を通して皆さんとお会いできることを楽しみにしております!

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