しゃくりを理解してボーカルテクニック向上!
しゃくりとはボーカルテクニックのひとつで、声を震わせたり、滑らかに音をつなげるのではなく、意図的に音を切り離し、独特の表現力を生み出す技法です。しゃくりは、歌詞の感情をより強調するために用いられ、様々な音楽ジャンルで取り入れられています。主に、ブルース、ソウル、ロック、ポップス、演歌などで聴かれることが多いです!
しゃくりの特徴
通常の歌唱では、音を滑らかに真っ直ぐつなげることが求められますが、しゃくりでは、意図的に音から音を繋げて歌うことによって独特の響きとリズムを生み出します。
これによって歌詞の感情を強調する効果があります。
しゃくりの使いどころ
端的に言って、しゃくりをつかわない曲や歌唱は存在しないと言っていいほどあらゆる楽曲にしゃくりが使われています。
その上であえて説明させていただくとすると、特定のフレーズや言葉を強調したい場合に入れる事で効果的です!また、曲のクライマックスや感情の高まりを表現する際にもよく使われますね。
しゃくりの練習方法
基本的には、アーティストの曲をコピーしている時点で、皆さんはすでにしゃくりを体験しているはずです。
その上で練習する際は、まず自分の声をよく聞き、どのように音を切り離すかを意識してみましょう。また、しゃくりを多用しているアーティストの曲を聴き、その特徴を理解しましょう。
しゃくりの注意点
しゃくりを使いすぎると、歌っている方は気持ちよく歌唱できる反面、リスナー的には曲がくどく感じられることがあります。
適度に使うことが大事です。また、しゃくりを使うことで、音程やリズムがルーズにならないように調整することも大切なポイントです!
しゃくりを活用したアーティスト
先ほども書いた通り、ほぼ全てののアーティストがしゃくりを取り入れていますが、
いわゆるしゃくりの初期発祥については、特にブルースやソウルのアーティストがしゃくりを巧みに使い、独自の表現を生み出したことがルーツになっていると思います。
レイ・チャールズ
いとしのエリー
https://youtu.be/Ri2cr0-HgtE
オーティス・レディング
The Dock Of The Bay
https://youtu.be/rTVjnBo96Ug
などがその代表格です。
まとめ
しゃくりとは、歌唱技法の一つであり、声を震わせたり、声を途切れさせたりして表現するものです。シャクリの歴史は古く、様々な音楽ジャンルで用いられています。効果的なしゃくりの練習方法として、まずはリラックスして呼吸を整え、自分の声をよく聞くことが重要です。また、他のアーティストのしゃくりのスタイルを参考にすることで、自分自身の表現方法を見つけることができます。
しゃくりは、感情を表現する上で非常に強力な歌唱技法です。しかし、やりすぎると逆に聞こえが悪くなることもあるため、バランスを見ながら取り入れることが大切です。練習を重ねることで、自分に合ったしゃくりの方法を見つけ、音楽表現の幅を広げましょう!
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それではまた次回!